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吉野もも・中根航輔 二人展 「画のなかとそと」

吉野もも・中根航輔 二人展 「画のなかとそと」

2019年4月3日から7月3日まで

今回のArt Platform Tokyo企画主催展は、日本人の空間の捉え方や、様々な制約、型(かた)、決まりごとに縛られながら、独自の創造性を発展させてきた日本文化の精神をテーマに制作をする二人の若い作家に焦点を充てます。

 

吉野ももは、近年は自身で制作した2次元の変形パネル上に、折り紙で作った形をモチーフに、3次元の異空間の世界を創り上げます。1枚の正方形の紙という制約の中で、柔軟的に3次元の世界を表現する折り紙。それを2次元のパネルに落とした吉野の作品は、フレームから「そと」へと飛び出し、拡張し、鑑賞者を非現実的な絵画の空間へと導きます。

 

対する日本画家の中根航輔は、多くの平面作家が避けて通れない、四角の枠の制約に正面から向き合います。彼は、敢えて四角の「なか」に四角を閉じ込めます。それを反復して多重構造を創り、岩絵の具という自然の素材を使い、時の流れ、移ろいなどを枠の中の「動」として描くことにより、自然の推移や災害をも受け入れる、日本人の「侘び寂び」の自然観を再現します。

 

日本的精神性への追求をする若い作家二人が、描く平面の「なか」と「そと」。二人それぞれの、全く異なるアプローチをどうぞお楽しみください。

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