【今回の展示作品について】
オオゴマダラやリュウキュウアサギマダラ、クロトン、ブーゲンビリアといった身近な動植物。生まれ育った土地の色や歴史、風景を「ハビラハギキン」とよばれるノロ(巫女)の衣装にパッチワークのように重ねた。「ハビラ」は蝶を表し「ハギ」はつぎはぎを意味する。これまでの歴史や記憶、風景が紡がれていくイメージで表現した。
【ステートメント】
「なぜ沖縄で日本画を描いているのか」
出品を重ねていく中で投げかけられた言葉や、県外で作品を出品していく中で生まれた自身の作品の違和感をきっかけに「日本画」とは一体何か「日本」「沖縄」「琉球」のイメージを出発点とし、各々で培われた技法、素材、歴史的背景をリサーチしながら境界・交錯・重層をテーマに県内外で発表している。
生まれ育った沖縄という地で見てきた、オオゴマダラやリュウキュウアサギマダラ、クロトン、ブーゲンビリアといった身近な動植物。街路樹や観光施設では、熱帯・亜熱帯の鮮やかな植物が年間を通して咲いている。「現存する自然」と「作られた自然」のなかで、自身の目に映る風景、モチーフを組み合わせて描いている。
【今回の展示作品について】
オオゴマダラやリュウキュウアサギマダラ、クロトン、ブーゲンビリアといった身近な動植物。生まれ育った土地の色や歴史、風景を「ハビラハギキン」とよばれるノロ(巫女)の衣装にパッチワークのように重ねた。「ハビラ」は蝶を表し「ハギ」はつぎはぎを意味する。これまでの歴史や記憶、風景が紡がれていくイメージで表現した。