岩田俊彦 | THIS IS NOW | THIS IS NOW

ARTISTS

岩田俊彦 Toshihiko IWATA

神奈川県鎌倉市生まれ。東京藝術大学美術学部工芸学科漆芸専攻卒業。パネルを支持体にした漆の平面作品を発表。「レントゲンヴェルケ」、POLA Museum Annex、青山スパイラルホール「SIFC展」など現代アートの展覧会のみならず、福島県立博物館、喜多方市博物館等の博物館でも個展、グループ展を積極的に展開する現代漆作家。 漆のみならず、日本酒のラベルのデザイン等も手がける。POLA、モンブラン、佐藤美術館にて作品を所蔵

ステートメント
私は、従来実用品に使われてきました漆作品を、鑑賞できるアートとして伝統的な手法を使って創作しています。
今まで、伝統的なモチーフ、例えば家紋のような昔から伝わるデザインを、現代的にアレンジした花鳥風月シリーズや、家紋シリーズを、神社のような伝統的な場所だけでなく、現代美術館、現代美術ギャラリーで発表してきました。

公式サイト

WORKS

ガニヤツデ

ガニヤツデ

漆、金蒔絵、木製パネル

H910×W910×D55mm

2013

2,000,000 円(税別)

日本に於ける工芸の世界では、古来から花鳥風月、自然の風物を題材に美しい意匠が描かれてきました。それは親しみを感じる題材であると同時に四季を背景とした日本人ならではの「無常観」や「もののあはれ」といった感覚をも携えています。
本展にあたり出品する2つの作品も「蜻蛉と曼殊沙華」、「蛾とヤツデ」という日本人にとってごく身近な動植物をモチーフとしました。
例えば蜻蛉は害虫を食べる強い虫であることから「勝利」の象徴として、蛾は幼虫、蛹、成虫へとその姿を変えていくことから「再生」の象徴として知られています。
「This is Now」という今回の表題がコロナウイルスというものに翻弄されている現在の私達に突き付けられたものであるとしたら、作品を通して「現状に打ち勝ち生まれ変わろう」というメッセージを発信していきたいと考えます。

漆は、縄文時代早期から使われ始め、時代と共に発展してきました。
私は、そうした伝統的な漆芸の技法や世界感と現代的なグラフィカルなイメージを織り交ぜ平面作品にし、廃れかけた漆文化を現代に復古させるような芸術を作りたいと思いました。
又、明快でカラッとした西洋的な感覚と異なる、何か内に秘めたような、谷崎潤一郎が「陰翳礼讃」の中で言うところの「闇」を帯びたどこか艶めかしく怪しげな感覚を大切に、日本人としてのアイデンティティを強く感じさせる作品を作りたいと考えています。

展示場所: 2F ⑪


トンボ ニ マンジュシャゲ

トンボ ニ マンジュシャゲ

漆、木製パネル

H34×W14.5×D2.5cm

2020

600,000 円(税別)

日本に於ける工芸の世界では、古来から花鳥風月、自然の風物を題材に美しい意匠が描かれてきました。それは親しみを感じる題材であると同時に四季を背景とした日本人ならではの「無常観」や「もののあはれ」といった感覚をも携えています。
本展にあたり出品する2つの作品も「蜻蛉と曼殊沙華」、「蛾とヤツデ」という日本人にとってごく身近な動植物をモチーフとしました。
例えば蜻蛉は害虫を食べる強い虫であることから「勝利」の象徴として、蛾は幼虫、蛹、成虫へとその姿を変えていくことから「再生」の象徴として知られています。
「This is Now」という今回の表題がコロナウイルスというものに翻弄されている現在の私達に突き付けられたものであるとしたら、作品を通して「現状に打ち勝ち生まれ変わろう」というメッセージを発信していきたいと考えます。

漆は、縄文時代早期から使われ始め、時代と共に発展してきました。
私は、そうした伝統的な漆芸の技法や世界感と現代的なグラフィカルなイメージを織り交ぜ平面作品にし、廃れかけた漆文化を現代に復古させるような芸術を作りたいと思いました。
又、明快でカラッとした西洋的な感覚と異なる、何か内に秘めたような、谷崎潤一郎が「陰翳礼讃」の中で言うところの「闇」を帯びたどこか艶めかしく怪しげな感覚を大切に、日本人としてのアイデンティティを強く感じさせる作品を作りたいと考えています。

展示場所: 2階 ⑩

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