山口聡一
キャンバス、ジェッソ、アクリル
1940mm×3240mm
2022
Sold
絵具の重なりに注目した時に、先人たちがそれぞれのイメージを表出するために発明してきた途方もない様々な絵画技法も絵具をいかに支持体に乗せるのか?という問いに感じられ、技法そのものもモチーフたりえると思ったことがきっかけで制作しています。
この作品はスーラに代表される点描技法を描いています。
筆触分割をさらに推し進め、色彩学と結びつき人間がものや色を見ることや画面の発色そのものに言及しているスーラやシニャック達に敬意を持ち制作しています。
また絵具の重なりというミクロな世界の出来事を大きい作品で描いてみたいと思い大作に挑みました。